喪女になった最大の理由は、「ヒトガコワイ」
さて、私は所謂ところのコミュ障に分類される人間だと思う。
コミュ障とは、コミュニケーションに難がある人間の総称だが、対人関係において問題を抱えていないヒトのほうが、少ないのかもしれないと最近は思い始めてきた。
さて、このコミュ障にも色々種類はあると思うが、私の場合は初対面の人からは、とてもコミュ障に見られない。
よく「えーそんなふうに見えないわ」と言われるが、自分としては断じてコミュ障だと思っている。
所謂ところ、
一見コミュ障に見えない外ツラが良いタイプ。
というジャンルに属していると思う。
この手のタイプは、一見社交的だ。
初対面の人に関しては普通に話せる。
職場でも普通にコミュニケーションが取れる。
異性とも交流はできる。
職場などの、グループの中で積極的に交流するのも、人前に立って会話することも、リーダーやることもできる。
は?これのどこがコミュ障やねん、と思われるが、私がダメなのが二人きりになるというシチュエーションなのだ。
これに関しては男性も女性も関係ない。
他人とマンツーになるのが死ぬほど苦手
なのだ。
特に辛いのが、グループなどで交流がある人と、改めてマンツーで出かけるときである。上司と出張とかガクブル。
微妙な距離の女知人と二人で遊ぶ誘いも、頭の中が真っ白になっちまう。
グループ交流ではワイワイやってたくせに、二人きりになると、とたんに無口になる。本来私は非常に無口なタイプなのだと人と二人きりになった瞬間に、思い出させられるのだ。
こうなるともうダメだ。
大勢ではギャーギャー騒いでたくせに、二人きりだと足はガクブル、話題は何を出せばいいのか、まったくわからなくなる。
脳の思考回路がまじでショート寸前( ^o^ )✩
身も置き場もなくなり、二人の間に走るわずかな「無言」さえも辛くなり、しんどくてしんどくて嫌になる。
兎に角、この状態から逃げたくなる。
喪女は大抵コミュ障を患っている
私の場合のコミュ障のターゲットだが、これは男性だけではなく、女性の知り合いにも当てはまる。
普通は異性だけが苦手とか、そういうパターンの方が多いと思うが、私はどっちも苦手だ。
とにかく人間がコワイ。
自分をどう見ているのか、私と一緒にいても、こいつは楽しいと思っているのか?
特に自分と年齢が近い子や、年下がダメだ。
逆に、じいさん、ばぁさん、年配者となら気軽に話せるから不思議だ。
そういう性分ゆえに、少し仲良くなった異性から「今度二人でご飯いかない?」とか言われる瞬間、私の恐怖がはじまる。
どどど、どうしよう!!!ななな、何を話せば!!!嫌だコワイ、めんどくさい、逃げよう!!!
という結論に達し、そっとフェードアウトするわけだ。
女性からも「今度二人であそぼー」とか言われると、よほど長い付き合いの友人ではない限り、とととと、とんでもない、ていうか気が重い。
よし、逃げよう!!!
という結論に達して、「ごめーんその日は用事があるんだぁ」キャピ( ^o^ )✩
と断って逃げてしまう。
兎に角人間がコワイくてしょうがなく、それに立ち向かう勇気が持てずにズルズルと楽な方、楽な方へといってしまう。
そうして、とうとう三十路になったわけだ。
振り返ってみれば、過去にナンパをされたこともあるし、異性からデートに誘われたこともある。
だがそれら全て、自分から断ってきたのだ。
コワイから(☄ฺ♛ฺ3♛ฺ)
自分のそういう性格が、喪女たる所以のもっともな原因なのだろうと最近やっと気がついた。
気がつた瞬間、
これを直さなくてはどうにもいかん!
とわかってしまったのだ。三十路にしてやっとである。