喪女、ドイツ1日目を堪能する~リューデスハイム でライン下り
さて、久々の更新だが、ドイツ旅行記を続けてみる。
何とかタクシーで帰ってこれてほっと安堵し、その日はホテルでスヤスヤ就寝。
クラブツーリズム の1人旅ツアーでの一番の特色は、ズバリホテルの部屋を一人で使える事。
ツインのベッドルームも一人で使いたい放題なのである。
これはかなり気楽で私の中でのポイントは高かった。
ごらんのとおり散らかし放題だが、ゆったりとくつろげる。
そしてドイツのコンセントはこんな感じ。
日本とは全然違うCタイプというコンセントでなかなか見慣れない。
変電気を持って行ったのでこれで携帯の充電をした。
さて翌朝、ホテルで朝食をいただく。
バイキング形式で好きなものをとって食べる。
適当にツアーに参加されていた女性の方と席をご一緒させてもらい、よく寝れたかなどいう雑談をしつつ朝食をいただく。
ボッチ好きでコミュ障気味な私だが、参加者の多くはおばさま世代が多いので気楽なもので、あまり神経質にならずにコミュニケーションを楽しめた。
食事をとったらバスでリューデスハイムに移動となる。
バスの中も隣の席に誰かが座るというようなことはなく、二人席を一人でゆったり座ってくつろげる。
ボッチ喪女としては、隣の席に誰が座るのかというような嫌なドキドキを味わいたくないため、ツアーの心遣いがかなりうれしい。
今日はライン下りを堪能し、つぐみ横丁を散策するという流れである。
つぐみ横丁はリューデスハイムにある。ドイツといえばこれぞ!というような童話の世界に迷い込んだかのような可愛い街並み。
ここではドイツワインが堪能できるそう。
のんべえとしては絶対にいただきたい。
ランチはツアーの中に組み込まれており、つぐみ横丁でランチタイムとなった。
というわけで白ワインをいただいた。
めちゃ美味である。フルーティーでとても飲みやすい。
リューデスハイムは白ワインで有名なので一度飲んでみたかったが本当においしい。
なお食事はツアー費に含まれるが飲み物代は各自である。そのため白ワインは別料金だがこれはお金を出してでも飲んで正解。
その後自由時間となったので自由散策。
つぐみ横丁をぶらぶらしながら、見つけたカフェで一人でケーキを食べてみた。
ドイツのケーキはあまり甘すぎず、しかしサイズは大きい。
店に入るとドイツ人の店員が席に誘導してくれる。
席について、メニューを見る。
おずおずとドイツ語でコーヒーとケーキを注文すると、店員が頷いて去っていく。
海外での醍醐味はこのように店員とコミュニケーションをとってそれが成立したときにとても嬉しく感じた。
ちなみに、ドイツはあまりチップの文化はないものの、チップ変わりにおつりを店員にあげるととても喜ばれる。
カフェなどでは「おつりをどうぞ」というドイツ語
スティムト・ゾー
Stimmt so
お釣りはいりません
をかなり使った。
ケーキを食べた後もつぐみ横丁をプラプラ。1ユーロで飲めるスパークリングワインを飲みながらぶらぶら。
ドイツは酒飲みにはうれしいお酒がおいしい国である。
つぐみ横丁での散策が終わったら船に乗り込みいよいよライン川下り。
私は景色を堪能したいため船の屋根の展望デッキに上りひたすら広大なライン側とその脇に連なる古城を見ていた。
ツアーではリューデスハイムからザンクトコアまでの道のりをゆっくり一時間かけて下っていく。
途中有名なローレライ岩を眺めるまでのプランだが、その間にたくさんの古城がありそれぞれにいろいろな伝説がある。
船では日本語の説明も時折流れるのでそれを聞きながら楽しく過ごせた。
しかし船の中ではワインの試飲会も行われていたようで、景色に夢中の私はうっかりお酒を楽しむ間もなく、ひたすらゆっくりした時を堪能した。
これがローレライ岩
ローレライというと人魚のイメージでてっきり人魚っぽい岩なのかと思ったらどうやらそういうわけではないらしい。
ウィキペディアにはこうある
かつては航行中の多くの舟が事故を起こした。 この「ローレライ付近は航行の難所である」ことが、「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。
なるほどね~
とまあこんな感じで1日目が終わったのである。
かなりボリュームのあるツアー。
リューデスハイムの前にもケルン市内観光もあり、終わるころにはかなりぐったりと満載な一日であった。