喪女だから、ドイツにいってみた(機内を満喫)
さて、飛行機に搭乗である。
今回乗った飛行機はJALで、ドイツ直行便。
時間としては14時間ぐらいの搭乗時間になる。
今回クラブツーリズム にてツアーを申し込みしたので、隣に同じツアーの人が並んだら気まずいな・・・・と思っていたのだが
事前にJAL会員なら座席指定ができるので自分で自由な席を選ぶ事ができた。
それに、私はものすごくトイレが近いので、飛行機の座席問題は死活問題になる。
窓際の奥まった席や、3列シートの真ん中なんかになったらもう死ねる。
少しでもコーヒーを飲んだら正直十分置きにはトイレにいきたくなるし、すぐに膀胱がMAXになって信じられないほどのスピードでトイレにいきたくなる。
その上チキンな性格なのだ。
自分が頻尿気味なので、隣の人に「すみませんトイレいくんで・・・・」とかいってスペースを空けてもらうのを
毎時間毎時間やるとか気を遣いすぎて死ねる。
というか、申し訳なさすぎてギリギリまで我慢して死にそうになる未来しか見えない。
なので、予めJALのホームページにログインして、通路側の座席を押さえることにした。
帰りの飛行機もまた24時間前に座席の指定ができるようになるので、レンタルしたWifi で携帯からネットに繋いで
座席の指定をしようと思う。
おかげで通路側に座る事ができ、精神的にもかなり楽になった。
トイレに行きたくても行けない、という心理状態になると余計トイレが近くなるので、本当まじで膀胱の病気かなんかじゃないかと思うレベルだ。
しかしお陰様でゆうゆうと好きなものを飲んだり食べたりできるので、トイレが近い方で長距離フライトをされる方は絶対に通路側がオススメである。正直窓の外なんて雲しか見えんのだ。
飛行機は比較的新しい機体だったのか、かなり座席のスペースがゆったりしている。
長距離フライト用に、空気で膨らませるタイプの足置きを買ってあったので、それを早速膨らまして、足元は靴をぬいで
機内用にもってきた室内スリッパに履き替えるとかなり楽チンだった。
あとはもう映画を見まくり、持ち込んだDSで妖怪ウォッチをやりまくり、引きこもりを楽しむ。
途中で機内食がサービスされたが、嬉しい事に酒類のサービスがかなり充実しており私は白ワインを飲んだ。
ワインを頼むと、400mlぐらいのプラスチックボトルが渡されるので、それをチビチビ飲んで食事を楽しめる。
ここで、もし自分の座席が窓際だったり、真ん中だったりした恐ろしくてワインなんぞ飲めなかっただろう。
ワインを飲んでると案の定ハイパー頻尿タイム炸裂wwww
一時間の間に四五回トイレにいって、やっと落ち着いたタイミングで消灯となった。
時差ボケ防止のために強制的に睡眠を取るように消灯されるので、私はゴソゴソとマスクとアイロピーを出す。
アイロピーは使い捨てのもので、開封すると微かなアロマと共に、ホカホカに熱を発して目をじんわり温めてくれるもので
薬局などで売っているのでかなりオススメ。
それを使って完全防御して、あとはただ寝た。
流石に熟睡はできないがウトウトしていると、再び灯りが付けられ、再び食事のサービスがはじまる。
食後にハーゲンダッツのアイスなどがついてかなり嬉しい。
そんなこんなで機内で映画をみてDSをして食事をして、トイレにいきまくってるうちにあっという間に14時間経過。
エコノミー症候群になることもなく、あっさり到着してしまい、正直もう少し飛行機を堪能したかったなという感想である。
飛行機大好きなので14時間のフライトは苦痛ではなかった。
そうして到着したのがフランクフルト空港である。
9月は日本はまだ残暑厳しく暑かったので、マキシにパーカーというかなり薄い舐めた格好のままドイツに降り立つと
クソ寒いwwww
海外に降り立つとその土地の匂いというのがあると思うが、ドイツはそんなに気になるような匂いも無いが、やはり空港などの設備は日本が断然に綺麗なのだなーという印象。
到着したのは18時近くだったが、ドイツは日が落ちるのが遅いらしく外は随分と明るい。
そのままゾロゾロと入国審査まで誘導され審査を受ける。
ドイツのフランクフルト空港の入国は厳しいと有名だ。
過去日本人バイオリニスト堀米ゆず子さんがヴァイオリンを取り上げられ約3800万円の輸入税の支払いを求められた事件などでも悪名を広めている。
また、PCを持込んで申請しなかったビジネスマンが、罰金10万請求されたなどという事例もある。
ドイツでは、機内持ち込みに総額430ユーロ(今なら約59000円)以上のものを持ち込んだ際に関税がかかり、日本に持ち帰る事が明らかな、使い古したものでも、赤色の税関ゲートを通らなくてはならず、それを無視してグリーンゲートを通ってしまい
罰金やらが課せられるなどという話は有名だった。
この場合、使用していて明らかに現在の価値としては低そうなiPhoneなども対象になる場合があるそうでDSにiPhoneにデジカメを持っていた私はかなりガクブル。
この3つだけで軽く六万は超える。
しかしガクブルして挑んだ税関も、強面のおっさんが妙に和やかで持ち物検査をされる事もなく、するっと通過だった。
きっとツアーだからなのだろう。
その拍子抜けさにもしやフランクフルトちょろいwwwとか思いがちだが、おそらく個人手配のときであったり、税関の人がクソ真面目な人だった場合は、これらの申請はしっかり通さないと安心できない。
ドイツの税関はかなり融通がきかないと思っておいたほうが無難なので、電子機器などを持ち込む際は赤いゲートを通り、持ち物をしっかり申請したほうが良いだろう。
今回はあっけなく通過した税関だった。
次に入国審査を経て、荷物を受け取り、やっとフランクフルトに到着したのだという実感がわく。
そうして大型バスに乗り込み、ホテルまで移動する事となったのである。