喪女だから、1人でドイツにいってみた(準備編)
さて、申し込みをしたのだが旅行はまだまだ先。
旅行のために必要なものを色々揃えなくてはと思い、準備を始めることにする。
一番重要なのはパスポートだが、これは幸い、一年前にすでに10年パスポートを申請作成していたのでパス。(どうせ結婚しないだろうという予想から十年で取得という悲しい裏話)
ちなみにパスポートは約二週間ぐらいで取れた記憶があるが、本籍が地方なので必要書類を揃えるのに難儀した。
ので、パスポートをお持ちではない方は、旅行一ヶ月くらい前に取得しておいたほうが安心であろう。
さて、早速準備だ。
色々何を持っていけばいいのか、分からないが絶対的に必要なのはやはりスーツケースだろう。
スーツケースには、ソフトケース仕様、ハードケース仕様などがあるが、最近のスーツケースはどれも一貫して、とても軽い素材が使われている。
その理由は、スーツケースの重さで、飛行機に載せるときに指定の重さをオーバーするとお金を追加で払わなくてはいけないからだ。
過去十年前に家族が購入して持っているスーツケースがあったのだが、ものすごく重い。こりゃいかんと思い、ネットでスーツケースを購入した。
Legend Walker(レジェンドウォーカー) というブランドの商品で、海外旅行1週間以上にオススメのLサイズのスーツケースである。けっこう大きい。
あとは、9日間のツアーなのでユーロは3万円ほどの両替に留めておく。
足りなければカードに頼るつもりだ。
そのほか、衣類、スニーカー、そして和食が恋しくなるかもしれないので、永谷園のお吸い物と、チキンラーメンをもっていくことに。
そうして、大事なのは現地の事前勉強である。
個人的に、いくら顎足つきのツアーと云えども、現地の言葉で簡単な会話ぐらいはしたいし、それが旅の醍醐味だと思う。
なので、ドイツ語の単語帳と、簡単な会話集を購入して、ドイツにいく二ヶ月ほど前からちょこちょこ覚えることにした。
それから、ガイドブックとして購入したのは地球の歩き方だ。
るるぶやまっぷるなどは、写真が多くて何を読み取ればいいのかわからない。
私は雑誌の類を読むのがとても苦手で、るるぶ系統の雑誌は目が右往左往してしまうのだ。
なので、地球の歩き方の文字の多さや、シンプルな構造はとても読みやすくて気に入った。
そして、喪女たる私は、心配性ゆえに、現地で起きがちな、旅行客が巻き込まれるありとあらゆるトラブルや、犯罪手口を調べることにした。
それから滞在する街の治安状況の確認である。
やはり一番多い犯罪被害はスリであったので、実際にスリにあった事がある人の体験談や、スリの手口を調べてみた。
よくある手口は、混雑しているところでカバンから貴重品を抜いたりする、混雑スリというやつ。
手口はいたってシンプルで、観光客のカバンからいつの間にか金銭が引き抜かれているというもの。乱暴な手口だとナイフでスパッとカバンが切り裂かれているなんてことも。
しかし、そのスリに合う被害者は、リュックサックなどに財布を入れて、自分の背中に警戒心が全くない人が多いようだ。
その手の人のスリにやられた!!最悪だ!!というような書き込みをみて、私は思ってしまった。
え・・自業自得ちゃうん?と。
様々な人の体験談を見てみるかぎり、スリに合う人は、警戒心が足りず、かなり自業自得であるパターンが多いようにみえた。
よくあるのが、日本と同じ感覚で、レストランの座席にカバンを置いてトイレに中座したらカバンが消えていた、だとか、電車の中でリュックサックをしょったままで、電車をおりたら、リュックサックの底が切られて財布を抜かれてたとか、ケツポケットに財布を入れてそのままスられた、などである。
スリに合う人は、日本と同じように、荷物に気を配っていない。
荷物への意識の外にあるときに、ふと気がつけば盗まれていたというパターンが多い。
つまり、スリはしっかり自分の荷物に気を配ってさえいればコワイものではないという結論に私は達した。
なるべくカバンはチャックがついているもので、背中に背負うタイプのカバンはNG。
またポシェットなどを斜めにかけるときも、カバンがお尻のほうに行かないように気をつけるなど、些細なことにさえ気をつけておけば大丈夫だと思う。
正直、財布をスられた!!などという嘆きの体験記を読んでて、つくづく日本人ってのは、太平楽の極楽とんぼが多いんだなと実感してしまった次第である。
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