喪女、ラスベガスに出立する
本日よりラスベガスに出立することになった喪女です、こんにちは。
今回、搭乗するのは、ユナイテット航空で、サンフランシスコ経由でラスベガスに飛ぶことになりました。
うーん、初めて乗る航空会社で、少しだけ不安。
勝手がわからないので余裕をもって行動したいと思います。
まず23時にJTBのカウンターでチェックインをする。
今回はJTBのツアーで、空港からホテルまでの送迎付き、あとはフリープランのラスベガスツアーを予約している。
ここでチェックインをしたときに、JTBの係員から
「あ、このツアーはちゅん坊さんだけですね」
と言われて「ですよねーwww」と返答しつつも少々不安である。
ボッチか・・・・あわよくば、また誰か日本人の友達でも作ろうかなとか思っていた目論見がまんまと外れた。
JTBのチェックを済ませたら、つぎはユナイテット航空でのチェックインをする。
ユナイテッドは機械チェックインなのだが、ここですでに機械が英語。
日本語に変更できるらしいが気が付かず、まごまごしてると係りの人が手伝ってくれた。
そして手荷物検査を経て、待合に移動。
しかし、なんというかまだ羽田空港だというのに、ユナイテット航空のエリアはものすごいアウェイ感がする。
無事航空券をゲットしたものの、出国手続きを経て搭乗場所にのると、ここはまだ日本だというのに周りには外国人だらけ。
ものすごく孤独感というかアウェイ感というか、一人旅行だということの現実感がひしひしとやってきて若干びびる。
正直不安しか感じないwwwwwwwwwwww
こんなんで私大丈夫なのだろうかとマイナス思考になってきたので、なるべくそのことは考えないように意識した。
さて、機内に乗り込み席を探す。
JTBには、できれば通路側の席にしてくれと言ってあったのだが、案の定満員で座席は参列シートのど真ん中。
トイレにいくのにいちいち人に言わなくてはならないので困りものの配列で、頻尿気味の私は決意する。
す、水分を控えよう
正直エコノミー症候群とか怖いのだが、水分とっての頻尿炸裂タイムがひどいので、尿意を刺激しない水などをちびちび接種するだけにとどめることにした。
さて、座席の両隣はどんな人だろうかと思えば、二人ともいかつい外人の男性。
わーぉという感じである。
だが座席は結構広く、あまり狭さを感じない。
両隣をいかつい白人男性に挟まれても、さほど圧迫感なく過ごせそうだ。
一応羽田発の飛行機なので、機内には日本語ができるスタッフがいるが、しかしながらなぜか私にはガンガン英語で話しかけられる。
チキンとビーフはどうしますか、とか、飲み物は何がいいですか、とか明らか和顔の私にはなぜか英語で、私のはす向かいに座っている日本人には日本語で問いかける。
え、自分そんなに外人顔?!とか一瞬思ったが、参列シートのど真ん中に座る女一人である。
両隣は白人独身男性である。
おそらくこのどちらかのツレだと思われたのだろうと気が付いたwwww
うぇwww彼氏ほしいでござるwww
機内に乗り込み出発、このままサンフランシスコを目指し、そしてサンフランシスコからラスベガスへアメリカ国内線に乗り換える。
サンフランシスコ到着予定時刻は18時、ラスベガスへの乗り換え便出立は22時である。
四時間もあんのかーげぇぇと思っていたのだが、のちにコレのおかげで助かることになるとは、このときの私は知る由もなかった。
なんとサンフランシスコの入国審査に並んでいるときに、
停電&入国審査ストップ
どこからきましたか?
何日滞在しますか?とかいう入国審査の英語を復習している場合じゃなくなった。
なんという悲劇、はたして自分は入国できるのか、できないのか、ものすごく不安に駆られるトラブルだった。
そして約一時間半も復旧せず、その場で待機となったのだ。。。。
なんとなく何が起きたのかは分かったが、復旧するのかしないのかもわからずひやひやした。
まさかラスべガスに到着できずに、サンフランシスコで一夜を過ごすことになるのだろうかと思うレベルだ。
慌ててJTBに電話をいれた。
サンフランシスコでエージェントと合流して、ラスベガスまでの乗り継ぎをサポートしてくれるプランになっていたので、このまま入国できなければ、エージェントが帰ってしまうのではないかと思ったのだ。
とりあえずこんなときにサポートとして相談できる窓口があるのは心理的にかなり助かった。はやり少々高いが、個人手配よりツアーのほうが安心である。
何とか機械が復旧したとき、その場で待機して疲れたように座り込んでいた乗客たちが「わーお!!」と叫んで、かるい拍手がおこる。
私も思わずイエーッス!と叫んでしまう。
何とか一時間前ぎりぎりにラスベガス国内線への乗り換え手続きができ、時間に余裕があったのでかるく晩飯を食べる。
うんやはりアメリカンサイズ。
味はおいしかったが、ポテトが食べきれない。そんなことをやってるうちに、国内線出立時刻になり、いそいそと飛行機に乗る。
サンフランシスコからラスベガスまでは大体一時間弱で到着する、今回はトラブルもなく、ラスべガスには時間通りに到着した。
深夜着だったので、窓の外からラスベガスの夜景を見ることができたのがものすごくテンションがあがる。
宿泊先はモンテカルロ。
このホテル、日本人に人気らしいですな。雰囲気も落ち着いていて、迷うことなくチェックインできます。
ホテルについたのは午前一時、しかし眠くない。
よし、スロットにトライしよう・・・・!!!
ということで、四十ドルを握りしめ、こうして私はモンテカルロの夜を過ごしてみたが、ビギナーズラックなのか、いきなりラッキーセブンがでた。
わーぉ!!!
これは楽しい。
そんなこんなで、女一人旅inラスべガスの開始である。
喪女、ラスベガスのマイケルジャクソンワンのチケットを取る
さて、旅行日程がでたので、見に行きたいショーの予約をしようと思います。
シルクドソレイユ関係のショーは基本的に19時スタートのものと、21時スタートのものがあるようですが、今回は日本では絶対に見られないマイケルジャクソンワンというショーの19時スタートのものを予約しようと思いました。
この公演はホテル、マンダレンベイにて行われているのでホテルのサイトからチケを取ろうと思います。
が・・・・・このマンダレンベイのサイトで購入するのが安く済むのですが、
なんと日本のクレジットカードは使えないパターンが多い
らしくVIZAカードであっても、案の定私のクレジットはエラーとなってしまいました。
しょうがないので、次にticketmasterというサイトでチケットを確保することに。
これはチケットピアみたいなサイトです。
ほしいショーを検索して日程を選んで購入するだけ。
チケットは印刷するタイプと現地受け取りタイプと、携帯に転送してチケットを見せるタイプなどがあります。
私はとりあえずチケットは印刷して、一応携帯にもいれておきました。
これでチケ購入は完了。
難しいことはなんもありません。
チケットの申し込み画面はこんな感じ。
日付選択して、ブルーのボタンを押した後、座席を選べる画面になります。
後は誘導に従って行けばいいうえに、グーグルクロームを使えば、画面を翻訳してくれるので難しい事は何もない!!
良い席を選んだので手数料含め私は205$でした。
マンダレンベイから直接予約できたら190$だったのに、残念汗
海外旅行
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喪女、一人でラスベガスにいく (準備編) ESTA申請してみる
さて、ラスベガス行きが決定したので事前準備を入念に行って行きたいと思います。
今回のツアーはJTB の、ツアーにしました。
JTB は高いイメージありましたが、フリープランなのでそんなに高くなかったです。17万ぐらい。
正直安すぎる旅行会社は不安しかないので、もう信頼のJTB ですな。。もろもろサポートも充実してるし。安心を金で買う事にしました。
正直カジノのホテルは、海外サイトなどで直接予約したほうが一泊3000円とかで泊まれるんで絶対お得だと思うのですが、勝手がわからないのでツアー会社にお願いしてプランでとりました。
ラスベガスに慣れて、かつまた行きたいなと思うことがあれば、いつかは個人手配に挑戦してみようと思います。
さて、
現地では現地添乗員が案内してくれますが、ほぼフリープランです。
自由行動が多いので、ラスベガスなどのショーの手配などは個人で行おうと思います。
今回は現地までは一人で行かなくてはいけないうえ、ほぼフリープランなので、途中サンフランシスコの乗り継ぎやら、何やら、どの店に行くかや、現地でのレストランの入り方やらカジノのルールやら、色々勉強していきたいと思います。
一人旅行に必要なのは、綿密な事前勉強と、当たって砕けろ精神
これだけだと思います。こんなこと言ってますが、基本的にちゅん坊はガチのチキン野郎です。自分を奮い立たせてますが、ものすごく人見知りするし、石橋は叩いて渡らない、あまり勇気のないタイプの人間です。
しかも英語は喋れません!!!
ラテン気質も皆無なA型神経質かつ、変にプライドが高いのでしゃべれない英語でなめられたらどうしようとか、馬鹿にされたらどうしようとか思ってますが、あえてアホになって当たってみようと思います。。。ああ、一人旅ほんと怖い。
渡航まえに必要なもの
さて、ラスベガスといえばアメリカですが、まずはアメリカにはVIZAが必要かどうか確認したところ、90日以下の滞在の場合、日本人の場合はVIZA免除とのことでした。
代わりにESTAというものが必要とのこと。
米国大使館で申請するのですが、旅行72時間前には申請必須です。
米国大使館のWEBで登録⇒支払いという流れらしいのですが、結構旅行代理店などでこのESTA申請を代理で行ってくれているようです。
が、
これの代行手配は、金の無駄です。馬鹿らしいです。
見ろよ・・・・だって申請ページ日本語だぜ????
少し前までは英語での申し込みだったようですが、米国大使館WEBページみたら、ふつーに日本語で申請できそうです。
簡単に自分でできるので、アメリカ行く人は自分で米国大使館のWEBからESTA申請してお金を払いましょう。
支払いはカード払いのみ。一度申請すると2年間有効です。
ちなみに申請費用は14ドルです。
代行会社なんかにお願いしたら平均5000円は取られます。
一ドルいま124円(2015/8月段階)ですので14ドルは=1736円ですよ。
これは勿体無いですよね。
カジノで豪遊するためにも、こんなところで
無駄銭を使う余裕はワイにはないんや!!!
皆さんもESTAなどは自分で申請しましょう。クレジットカードもってりゃ自分でどうにかできますよ。
ちなみに、マスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー、JCBカードが使えるとのことです。
喪女、一人でラスベガスにいくことにしてみた
現在ニート真っ只中の喪女です、こんにちは!
ドイツ旅行がものすごく記憶が彼方過ぎたのでなかなか進みません(; ^ω^)
さて、現在私無職ニートなのですが、転職活動の目処がつきましたー
ということで、ニート期間を活かして海外旅行いこっかなーと思い、ずっと憧れていたラスベガスに一人で行ってみることにしました!イエーィ!!
ラスベガスに憧れを抱いたのは、色々な映画の影響でしょうか。
オーシャンズ11、ラスベガスをぶっ潰せ、ベガスの恋に勝つ方法など、華やかで楽しげで馬鹿になれるラスベガスが舞台の映画がすごく好きで、小説でも浅田次郎さんのオーマイガーとか、ベガス舞台の作品を読んでは、一度いってみたいなーと思ってました。
ですが、自分英語できないし、そんなん無理じゃわなと思ってずっとただ憧れてただけなんですが、
もーこの機会に行っちゃおうと思い立ち、
ベガスにまたもや一人旅行してこようと思ってます。
行くのは8月末を予定してまーす!!
ちなみに私、本当に中卒レベルの英語も危ういですが、今回とったチケットが
羽田⇒サンフランシスコ
サンフランシスコ⇒ラスベガス
の乗り換えがある。。。。。
乗り換えがある
ものすごく不安しかないですが、事前準備頑張っていこうと思います
喪女、ドイツ地下鉄Uバーンに乗り、アップルワインを飲む
さて、ドイツに到着したのが18時ぐらいであるが、そのまま大型バスにのって直接ホテルまで誘導される。
この際、バスは必ず一人で座れるようになっており、隣同士に知らない人が座るという事はない。
そのまま三十分ほどバスで移動してホテルに到着した時は、まだ19時にもなっていなかったと思うが相変わらず窓の外は明るいままだ。
機内食を食べていたので、この日は特に晩ご飯などはツアーに含まれておらず、各自が自由に過ごすようになっていた。
ホテルはフランクフルトの郊外で、森の中にポツンとある。
ホテルはHoliday Inn Frankfurt Airport North.
部屋はツインを一人で使用する。
周りになにもなく、正直初日から街中をちょっと散策してみたかった私としては、森しかなくてつまらない状態である。
マラソンでもしようか、ぐらいしかやることがない。
飛行機で疲れたので寝ようか?
しかし、まったくもって眠くない。このまま眠ってしまうには暇過ぎた。
とりあえず地球の歩き方の地図を開いてみると、このホテルの近くに駅がある。
駅名はFrankfurt-Louisa
携帯を開き、ネットに繋ぐ。
ドイツUバーン(地下鉄)の乗り換え案内で時刻表をみてみると、Uバーンは23時近くまで電車は通っている。
事前に調べていたが、ドイツの地下鉄はかなり時間に正確であり、遅延などが少ないようなので、計画的に行動ができる。
そういえば、フランクフルト近く、マイン川の南側にあるザクセンハウゼンではアップルワインが有名であり、それはザクセンハウゼンでしか飲めないという前情報を仕入れていた。
酒好きの私としては、どうしてもアップルワインが飲みたくてしょうがなかった。
そこで同じく暇をしていたSさんを誘い、ツアーコンダクターに外出する旨を相談。
すると「フランクフルト駅は治安悪いから、ザクセンハウゼン行くならフランクフルトまでいかずに手前の駅で降りたら?とアドバイスをもらい
行ってみようという気になった。
とりあえず、ホテルからの最寄り駅まで行ってみることに。
Wifi でGoogle地図を開き、GPSで駅まで誘導し、散策開始。
地図だと徒歩十分ほどで駅につきそうな感じだったのだが、歩けども、歩けども駅につかない。
「あれ・・・・もしかして超遠い?」
と不安になる。
GPS通りに進むと、森の入口が登場。
まだ時間は19時で明るいが、ガチ森にちょっと怖くなってくる。
これは・・・・やめとくか?と思いながらもドキドキしつつ森を探索すると、なんと森の中にポッカリと空いたコンクリートのトンネル登場。
落書きだらけでいかにも危なそうな雰囲気に引き返したくなるものの通ってみると、やっとこさ駅が登場した。
ドイツの田舎の駅の特徴なのかしらないが、日本のように改札がない。
切符を買うところも不明でどうしたものかと思っていたら、なんと駅のホームに券売機があった。
地球の歩き方を見ながらなんとか切符を購入。
ドイツ語がわからないので英語に切り替え、アワアワしながらも現金購入できて非常に感動する。
そしてフランクフルト行きの電車が来るのを待つのだが、日本の電車というのは○○方面、○○方面などで矢印が書いてありどっちの電車に乗ればいいのかわかりやすいようになっている。
が、ドイツのホームにはそれにあたるものが見当たらなかった。
とりあえず来た電車がフランクフルトっぽい表記だったので飛び乗り、ドキドキして通過駅を確認。
するとちゃんとフランクフルト方面でありホッと安心。
四駅ぐらいで、目的のザクセンハウゼンに到着した。
目当てのレストランは駅から徒歩5分ほどのレストランであり、レストランに到着し名物の
とりあえず注文しとけと教えられていた「フランクフルト盛り合わせ」とアップルワインを頼む。
「あんまお腹すいてないからひと皿シェアでいいよね」
とSさんと話していたら、目の前にドーンと置かれたのがこの・・・・肉肉しいワンプレートである。
写真ではわかりにくいが
かなりデケェ・・・・・
ドイツの名物肉料理がこれでもかと乗せられ、名物アイスバインやフランクフルトやら、その他肉がてんこ盛り。
さらには肉の下にはドイツといえばのマッシュポテイトまでもっこり盛られていた。
正直、対してお腹がすいていない状態で、このひと皿は非常にディープ。
しかも味が全部似たようにしょっぱい。
アップルワインは、シードル酒に似た味わいで非常に好みであったがこの一皿をやっつけるのに、以外と時間がかかってしまい、気が付けば時計は夜十時。
外は真っ暗であった。
こいつぁしくじったぜ・・・
やべーこりゃまた電車で帰るのはいいが、あの森の中を歩くのはコワイ。
そこでお店の人にチップを渡してタクシーを呼んでもらうように交渉。
「Können Sie bitte ein Taxi rufen.」
まる覚えしておいたドイツ語をいうと、店員さんが「店でたすぐそこにタクシーステーションがあるぜ」との返答。
普段英語がわからないのだが、ドイツ人の英語は何を言ってるのかなんとなくわかる不思議だった。
ちなみにドイツ語の発音は、日本語読みしてもかなり通じる。
ちなみに私は本当に英語が苦手であり、会話もできないレベルだが
何故かコミュニケーションが取れていた不思議である。
やはり簡単なドイツ語を覚えておいたおかげかもしれない。
ダンケシェーンと礼を行って店の外に出る。
が、確かに店の近くにタクシーステーションはあった。
しかし、タクシーが全然通らない。
道路は暗いし、人が全然いないし、15分ほど待ってもタクシーは通らない。
ここで危機感を覚え、もう一度レストランに戻って、店員にタクシーがいないから呼んでくれと泣きつくと
お兄ちゃんがいっしょにステーションまでついてきてくれる。
その時ちょうど通りかかったタクシーの運転手を捕まえてくれて、ホテルまで連れて行ってくれとやり取りをしてくれ、なんとかタクシーに乗り込む。
気の優しいおじちゃんタクシー運転手が「どこからきたの?」とか「コーヒーいる?」とか言ってくれるが
流石にタクシーの中でもらうコーヒーなどは睡眠強盗などの危険があるので、善意かもしれないが断り
変わりに日本から持ってきた飴ちゃんなどをおじさんにあげて交流。
なんとか無事ホテルまで送り届けてもらい、時計をみたら23時ほどであった。
しょっぱなからかっ飛ばした大冒険ではあったが、ヒヤヒヤするシーンはあったものの、目的のアップルワインは飲めたし
名物料理は食べれたしでかなり満足である。
ちなみにドイツの地下鉄Uバーンは、電車の中はかなり綺麗であり、危ない雰囲気もなかった。
またツアーのガイドさんの携帯は予め控えており、何かあった際には相談できるような状況での冒険だったからこそできた事だとは思う。
一人での行動であれば、電車に乗ったり、ましてや夜のタクシーなどは乗れなかったので同行してくれたSさんに感謝である。
ドイツであっちこっち移動されたい方は、GPSが使えるGoogle地図と海外Wifi はぜひ持っていったほうが良いだろう。
ちなみにアップルワイン自体かなり度数は低い上に、酔っ払わないような量しか飲んでいない。
海外で食事をするときにお酒を飲む際は、泥酔しないよう自分の酒量はしっかり把握しておくほうが安全であろう。
喪女、身に覚えのないクレジット請求にちびり、消費者センターに泣きつくの巻
ドイツ旅行記の更新途中であるが、最近楽天トラベルで体験した半泣きエピソードを皆さんにもご紹介したい。
事の始まりは六月の頭だった。
七月あたりで旅行いきたいなと思い立ち、とあるホテルを予約した。
ANA系列のホテルであり、楽天の評価も高評価であったので即刻ポチった。
その登録からの十分後、宿泊日程が一日ずれていた事に気がつきキャンセル。
6/2日に申し込み、その日のうちにすぐキャンセルしたのである。
予約の日程は約二ヶ月先の7月末であったので、何も気にせず管理画面上からキャンセル処理し、そのことを私は記憶の彼方に忘れた。
そして事件は起こる・・・・・
本日クレジットカードの請求を見て謎の請求が発覚したのである。
あれ・・・なんか覚えのない請求がきてる。
金額を照らし合わせてみると、どうにも六月の頭でキャンセルしたホテルの宿泊料金と一致するようだ。
慌てて調べた結果、キャンセルをしたはずのホテルからの請求がしっかりカード払いで引かれているではないか。
あれーキャンセルちゃんとできてなかったかな?と思い楽天の管理画面をみたが、しっかりキャンセルが施されている。
きっと何かの手違いだろうと思った。
そこでホテルに確認してみたところ、驚くべき事実が発覚したのだ。
なんとキャンセルは例え二か月先の予約であっても、100パーセント請求されるという返答なのだ。
意味がわからなすぎた。
当然納得がいかない。
通常この手のホテルは、10日前で50パーセント、3日前キャンセルで80パーセント、当日キャンセルで全額負担というのがデフォルトである。
私の場合は、予約日までには約2ヶ月もあり、ホテル側になんら迷惑はかけていない。
百パーセントの請求をされる理不尽さは到底納得いくものではなかった。
なんとかそれは変じゃないのか?と私はホテルの担当に問いかけるが
ホテル側の言い分は
「楽天の仕様ですので」
の一点張りで、さらには
「そもそもこのプランの場合、キャンセルは100パーセント請求されると記載してありましたが、最後のページに」
である。
こちらとしては寝耳に水であり、まずプラン上でそのようなキャンセルの際にまさか二か月前キャンセルでさえ100パーセント請求がかかるような記載があった記憶はない。
楽天の最終ページでもキャンセル料云々の表記があった旨など記憶にない。
ゴミ粒のような小さな文字で表記があったのかもしれないが、記憶にない上、そもそもキャンセル不可プランで全額キャンセル料100パーなんて恐ろしい表記なら目立つように記載してあるはずだし、目立つように記載する必要があるはずである。
そもそも、そんなキャンセル100パー取られると書いてあれば、私は最初から予約なんてしない。
例えば赤文字などで注意書きが掲載されていれば流石に目に付いたが、目立つような注意を見た覚えもない。
だからこそ、二か月先予約のキャンセルで全額請求がくるのはどうしても理解できなかった。
「私は何のサービスも受けていないのに、あなた方に数万支払うわけですか?普通キャンセル料が発生するのは当日キャンセルや三日前キャンセルなどではないのですか?」
と電話で問い合わせるも
「楽天の仕様です」
しか言わない。
もうこれ以上らちがあかないので一度電話を切り、楽天の評価を書き込もうと思った。
この対応は納得がいかないので、他にも同様な思いをする人がいてはいけないし、納得の行かない対応に対しての
苦言の書き込みはユーザー側の正当な権利だと思う。
それに電話ではどうしても納得がいかない対応を文字にする事で吐き出したかったのだ。
そして、ここでまたまた衝撃事実発覚。
なんと楽天個人アカウントでクチコミにログインする事ができないようにされていたwwwww
下記のような画像になり、このホテルに関してのみ、永遠にループしてカキコミができないようになっている。
先ほど電話して、この即対応。
これは慣れている、と確信した。
思えばこのホテルの評価は★が四位上あり、全てが「素晴らしかった」トークの書き込みしかない。
普通どんなにハイレベルのホテルでも、多少のクレームめいた書き込みはあるのに、即垢BANに走るということは、私と同じように、余裕のあるキャンセルでも請求100パーセントをされた被害者が他にもいるのではないかと思ったわけである。
クレーマーになり得るような人間がいても、通常即アカウントから書き込みができないようなブラックリストに入れるのは手馴れすぎている。
同じように泣入りしている人がいるのではないかと勘ぐりをしてしまうレベルだった。
そもそも、ホテルのキャンセル料というのは、ホテル側が確保していた顧客を逃した際に被る不利益を、保険としてお金にしているものであるからして
約二ヶ月先の予約をキャンセルしたからといってホテル側には何のデメリットも迷惑も、ましてや不利益など発生していない。
そもそも、ホテル側がどんなにこのプランはキャンセルがきかないなどと言われても、サービスの前提として可笑しすぎるのだ。
・数ヶ月先のキャンセルでも全額宿泊費用を取る
・そもそものキャンセル料についての注意書きが、プラン上にあった記憶がないほどわかりにくい
・その上、楽天トラベル上でホテルの対応に対しての評価がつけられないようにされた
この三点でもってして、泣き寝入りするのはどうしても悔しかった。
特に最後のこの対応が、どうしようもなく卑怯さがあって気持ち悪かった。
私はこの悔しい思いを吐き出す場所もないのだ。
この対応が一番私の怒りに火をつけたのかもしれない。
しかしながら私は生粋のチキンでありヘタレである。
クレームの類をつけたこともないし、大抵がこのように泣き寝入りしている。
お金が絡む事でも怒りを持続して相手に罵倒するような電話は、私にはできない。
営業をしている際に顧客からこの手のクレームは受けてきた事は多くあったが、よく怒りが持続するなと不思議にさえ常に思っていた。
自分がそのように文句をつける事が性格上、本当にできない。
すぐパニックになって頭が真っ白になって、感情が高まって半泣き声になるし、どうやって文句をつければいいのかもわからなくなる。
だからこの時も、お金が返金されないのであしからず、とけんもほろろにホテルの担当に言われ、もう泣き寝入りするしかないと思った。
高い勉強代だった、我慢しよう。
昼飯を一か月抜けばその無駄なお金は浮いて補填できる。
大丈夫だ、ダイエットだと思ってランチを削ろう。
そう思った。
だが、そう自分に言い聞かせても、どうしてもこの、数万の意味のわからない出費はモヤモヤと飲み込めなかった。
窓の外に向かって財布の中に入ってる万札を投げるようなものだった。
じわじわと、どうしても嫌だという思いがこみ上げてくる。
その時、消費者センターに相談してみたら?とアドバイスをもらったのだ。
消費者センターに相談。
そのフレーズは雷鳴のごとく私の脳に落ちてきた。
なんというか、目が覚めたというか、こんな手段があったのかという驚きだった。
消費者センターといえば、私の脳内では、年老いたおばあちゃんやおじいちゃんが訪問販売の押し売りに負けて高額な布団を買わされて相談する場所というイメージしかなかった。
そもそもホテル予約に置いて消費者センターに相談に乗ってもらう事はできるのだろうか?
ホテルの担当とのやり取りで心がささくれて半泣きの私は、恐る恐る消費者センターに電話をかけてみることにしたのだ。
国民消費者センターの電話をすると、住んでいる地域によって誘導先が変わる。
地元の消費者センターまで誘導されたとき、私は半泣きの有様で相談をさせてもらった。
「もしもし、あの、ホテルのキャンセル料でちょっと納得がいかない請求があったのですが相談はここでいいですか?」
恐る恐る尋ねてみると、鷹揚としたようなおばちゃんの声で「そうですよー」と間延びしたような返答が帰ってきた。
なんとなく百戦錬磨のおばちゃんの包容力を勝手に想像しながら、私はホッとした。
そこで私はホテルの予約をした日程、キャンセルをした日程、請求された金額、予約日がまだ約二ヶ月ほど先の件を相談したところ、消費者センターの人は
「ではまず私もそのページを確認してみます、また電話しますので連絡先をおしえてください」
と言われた。
私は携帯の番号を伝えひとまず電話を置いた。
ヒアリングで聞かれたのはそのホテルの名前と、どういうやり取りをしたかという内容だった。
消費者センターの人も、二ヶ月も先の予約で全額請求というのはあまり理不尽な話であるというふうに相槌を打ってくれた。
センターに電話しただけでも、私はだいぶ落ち着いた。
ずっとモヤモヤしていたのだが、吐き出す先があるだけでも人間の感情というのはある程度満足するのだということを改めてて実感した。
よくクレーム対応などで、まずはお客様の話をよく聞いてあげなさいというが、愚痴めいた事でさえ誰かに吐き出し、相手が話を聞いてくれるだけで、八割型もうお金が帰ってこなくてもしょうがないな、と思えるほど落ち着いたのだ。
そしてその後すぐに消費者センターから電話がかかってくる。
その人が確認したところ、ページ内では確かに3日前80パーセント、当日キャンセル100パーセントというのは見かけましたが
二ヶ月先の予約で100パーセント手数料がかかるというようなのは無いですね、という話だった。
そしてセンターの人が直接ホテルに問い合わせし、確認してくれるという流れになったのだ。
あとはセンターの人が話をしてくれる、というだけでさらに私はホッとした。
それと同時に自分でもいろいろ似たような事例がないか調べて見た所、私と似たような事例がでてきた。
http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200502_1.html
この人の場合は10日前でも手数料請求の無効が認められている。
これを読んで私は勇気が出てきた。
楽天の仕様で、キャンセルについて注意文があったはずだ、というホテルの言い分と
見た覚えのない私の言い分。
それに例えキャンセルについて注意があった場合、目立つように記載していないホテル側の落ち度と、そもそも二ヶ月先の予約でも全額請求するサービス方向性の意味不明さ。
泣き寝入りしなくても良いかもしれないと思ったのだ。
その後数回消費者センターとやり取りし、消費者センターから話を通してもらい
再度ホテルの担当のおそらくさらに上の責任者だと思われる人と話をする事になった。
そこで、私は予約してから、間違いに気がつき10分後に予約をキャンセルしたのに全額請求される理不尽さや
ホテル側になんら迷惑は被ってないはずであること、またキャンセル手数料についての表記が目に入らないほどわかりにくい点、
キャンセル100パーセント取られるなら、そもそも最初からこのプランなんかには予約していなかった点をもう一度話しをなんとか落ち着いてする事ができた。
消費者センターの人からも、こういうふうに言えばいいというようなアドバイスをもらっていたからだ。
そして、とうとうホテル担当から「楽天に相談します」という回答をもらった。
そして数分後、ホテル担当から連絡がきて、楽天を経由してキャンセル料金が、全額返金されるという事になったのだ。
これらのやり取りは約半日の間の出来事であるが、最初にホテルに電話した段階で、断られて諦めてしまうところだったのに
消費者センターを通す事で、こうも自分の権利を主張できるのだと、改めて私は驚いた。
それには、
次の各号に掲げる消費者契約の条項は、当該各号に定める部分について、無効とする。
一 、 当該消費者契約の解除に伴う損害賠償の額を予定し、又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、
当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害の額を超えるもの 当該超える部分は無効とする。
という内容であり、我々消費者を守ってくれているルールだ。
なのでそもそもホテルのキャンセル料金でホテル側が何の被害も被っていないのに、100パーセントを請求されるのは、例えそれがホームページのどこかに注意書きが記載されていたとしても、おかしいのだ。
一か月以上先の予約で100パーセントもの違約金が発生するのは、どう考えても「事業者に生ずべき平均的な損害の額を超える」状態にある。
過去事例においては10日前キャンセルでの違約金に関しても無効になったこともある。
万が一ホテルのキャンセル料で、納得の行かない期間におけるキャンセル料の請求があった場合、ぜひ消費者センターに相談してみるのも一つの手段である。
私のようなコミュ障チキンには、今回のヤマは辛すぎた。
半泣きで電話したが、本当にお金が帰ってきてくれて嬉しい。
自分が苦労して稼いだ大切なお金である。泣き寝入りなどをしてドブに捨てるのは、自分の労働時間をドブに捨てるようなものだ。
消費者センターありがとう。
皆さんもぜひ、このような事があれば相談してみてほしい。
泣き寝入りは絶対にしてはいけないのである。
ただし、ホテル予約のドタキャンや3日以内のキャンセルなどによるキャンセル料発生は当たり前である。
当日キャンセルはホテルに迷惑がかかるので、そのような内容でクレームをするのはもちろん絶対にやめて頂きたい。